~清少納言が記した、美しき「失われた時」~ 証言1:紫式部が語る清少納言 「あのかたから学ぶところはありません」 たしかにわたしは、日記であのかたをおとしめました。それを根拠に、わたしがあのかたに嫉妬していたとか、でた … Continue reading 十分でわかる日本古典文学のキモ 連載第十三回 枕草子
月: 2024年9月
十分でわかる日本古典文学のキモ 第十二回 源氏物語・下 助川幸逸郎
○匂宮と薫が「凡庸設定」されているのはなぜか 「光源氏が亡くなったのち、その後を継げるような方は、多くの御子孫のなかにもいなかった。退位なさった冷泉帝を、ここで引きあいに出すのはおそれ多い。今上帝の三宮、この宮とおなじ御 … Continue reading 十分でわかる日本古典文学のキモ 第十二回 源氏物語・下