社会主義入門 第七回 マルクスの社会主義思想(その4)田上孝一

 『ゴータ綱領批判』は1875年で、マルクスが亡くなるのが1883年なので、晩年の著作と呼んでいいと思うが、その社会主義というか共産主義論は、1867年の『資本論』第一巻と共通するところもあれば異なるところもある。当然マ … Continue reading 社会主義入門 第七回 マルクスの社会主義思想(その4)

十分でわかる日本古典文学のキモ 第八回 『日本永代蔵』(下) 助川幸逸郎

いっけん「自己啓発本」、実態は「心の闇を暴露する書」 「太平の世」になりつつある同時代の社会になじめない――そんな「はみだし者」の手がけた「成功のハウツー本」。それが『日本永代蔵』です。  そういう作品ですから、語りくち … Continue reading 十分でわかる日本古典文学のキモ 第八回 『日本永代蔵』(下)