『経済学・哲学草稿』を読む 第1回 なぜ『経済学・哲学草稿』を取上げるのか田上孝一

20回の長きに渡って倫理学入門のコラムを連載したように、20代の頃から既に四半世紀もの間、大学で倫理学を教え続けている。一般向けの倫理学入門書としては丁度10年前の2010年に、日本実業出版社から『本当にわかる倫理学』を … 続きを読む 『経済学・哲学草稿』を読む 第1回 なぜ『経済学・哲学草稿』を取上げるのか

ロックと悪魔 第十七回  Black Sabbath1黒木朋興

ロックに悪魔というテーマが深く結びついていることは、今や多くの人々に共有されていると言って良いだろう。例えば、日本のロックミュージシャンを主人公にしたみうらじゅん氏の漫画『アイデン&ティティ』に登場するスピードウェイとい … 続きを読む ロックと悪魔 第十七回  Black Sabbath1

物件化としての商品化田上孝一

20回の長きに渡って連載した「楽しく学ぶ倫理学」の後に、数回続けて近年出版した編著を紹介するコラムを書かせていただいた。その間に次の連載の準備を進めるつもりだったが、まだ十分ではないので、今しばらく単発のコラムを書かせて … 続きを読む 物件化としての商品化

ロックと悪魔 第十六回 カトリック文学の悪魔3黒木朋興

前回は、テオフィル・ゴーティエの悪魔小説を三つ取り上げた。今回は、やはりゴーティエの『魔眼』(1856)を見てみたい。この作品は、悪魔を現実の存在とも空想の産物とも解釈できるように描くことによって読者の想像力を刺激すると … 続きを読む ロックと悪魔 第十六回 カトリック文学の悪魔3

ロックと悪魔 第十五回 カトリック文学の悪魔2黒木朋興

前回は、カトリックであるフランスの文学作品における悪魔表象を見るためにジャック・カゾットの『悪魔の恋』(1772) を見た。今回はテオフィル・ゴーティエ (1811 – 1872)の小説を取り上げる。ゴーティ … 続きを読む ロックと悪魔 第十五回 カトリック文学の悪魔2

ロックと悪魔 第十四回 カトリック文学の悪魔1黒木朋興

前回まで、しばらくプロテスタント圏の文学作品における悪魔表象を見てきた。今回からは、しばらく、カトリックであるフランスの文学作品における悪魔表象を見てみたい。 フランス文学における悪魔の描き方の特徴は、ロベール・ミュッシ … 続きを読む ロックと悪魔 第十四回 カトリック文学の悪魔1

政治支配を考える─マルクスを中心に─田上孝一

前回と前々回のコラムで紹介したように、ここ最近は編著を数多く出している。前回の『権利の哲学入門』は2017年、前々回の『原子論の可能性』は2018年に出版した。そしてつい最近も、『徳と政治』という共編著を出した。この本は … 続きを読む 政治支配を考える─マルクスを中心に─

権利の大切さ田上孝一

 前回のコラムでは最近出版した編著の一つとして『原子論の可能性』(法政大学出版局)を紹介し、原子論哲学の魅力の一端を伝えるように努めた。何分専門的な論文集のため、広く一般に知れ渡るということは流石に無理なものの、研究者を … 続きを読む 権利の大切さ

アゴラまでまだ少し 第15回 家族とノイズを笑う時間 (後編)葛生賢治

(前編のまとめ)繰り返し報道される児童虐待事件とCMやドラマで流される美しき家族愛のイメージとの乖離。現代社会の「家族」はまるでスピルバーグの映画『トワイライトゾーン』に登場する「殺伐とした他人の関係」と「薄っぺらなファ … 続きを読む アゴラまでまだ少し 第15回 家族とノイズを笑う時間 (後編)

原子論の魅力田上孝一

2015年12月から2019年1月まで、20回にわたって連載を続けてきた「楽しく学ぶ倫理学」に一先ず区切りを付けることができ、次には本来の専門である初期マルクスに関する連載を始めることを計画しているが、その前に何回か、私 … 続きを読む 原子論の魅力