アゴラまでまだ少し 第4回
広げた翼と、欲望のコレクトコール
葛生賢治

僕はアメリカで大学講師をしたり、日本でも大学や塾、専門学校で講師をしてきたので、悩み多き10代の人たちと接することが多くあった。みんな若者の特徴であるモラトリアムと怠惰を抱え、大人が造り上げた社会にウンザリし、世間を斜に … Continue reading アゴラまでまだ少し 第4回
広げた翼と、欲望のコレクトコール

ファッションから見た映画と社会
連載第3回 オードリーとその恋人たち~その3~
助川幸逸郎

○ジバンシーとの「初対決」で見せた「ケレン味のひき算」 『ローマの休日』に続き、オードリーは『麗しのサブリナ』に主演しました。 この映画での彼女の役どころは、大富豪に仕える運転手の一人娘・サブリナです。サブリナは、父の雇 … Continue reading ファッションから見た映画と社会
連載第3回 オードリーとその恋人たち~その3~

ロックと悪魔 第6回 宗教改革前史黒木朋興

前回は中世における悪魔譚のいくつかを紹介しキリスト教会の悪魔に対する姿勢を概観することによって、全能の神が創造したこの世界における悪の存在をどう理解するか、というキリスト教において伝統的な難問=アポリアについて考察した。 … Continue reading ロックと悪魔 第6回 宗教改革前史

楽しく学ぶ倫理学 第9回 ソクラテスの規範(西洋古代倫理学小史その五)田上孝一

ソクラテスのよる規範の選択について考えるに際して、興味深い素材となるのは、弟子の一人であるクセノポンの『(ソクラテスの)思い出』に出てくる、プロディコスというソフィストの話である。この本の中でソクラテスは、プロディコスの … Continue reading 楽しく学ぶ倫理学 第9回 ソクラテスの規範(西洋古代倫理学小史その五)