ロックと悪魔 第十九回 Ozzy Osbourne黒木朋興

1970年代初頭、ヘヴィメタルはブラック・サバスの結成と共に産声を上げる。やがて、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデンやデフ・レパートなどのバンドが出現し、ブラック・サバスの音楽を継承し活動を展開する。これらのバン … 続きを読む ロックと悪魔 第十九回 Ozzy Osbourne

ロックと悪魔 第十八回 Black Sabbath2黒木朋興

前回はヘヴィメタルバンド、ブラック・サバスの「ブラック・サバス」という曲の歌詞を参照した。そこでは目の前に現れたサタンに恐怖する一個人の心象風景が描写されており、そこにプロテスタントの特徴が表れていることを確認した。 今 … 続きを読む ロックと悪魔 第十八回 Black Sabbath2

ロックと悪魔 第十七回  Black Sabbath1黒木朋興

ロックに悪魔というテーマが深く結びついていることは、今や多くの人々に共有されていると言って良いだろう。例えば、日本のロックミュージシャンを主人公にしたみうらじゅん氏の漫画『アイデン&ティティ』に登場するスピードウェイとい … 続きを読む ロックと悪魔 第十七回  Black Sabbath1

ロックと悪魔 第十六回 カトリック文学の悪魔3黒木朋興

前回は、テオフィル・ゴーティエの悪魔小説を三つ取り上げた。今回は、やはりゴーティエの『魔眼』(1856)を見てみたい。この作品は、悪魔を現実の存在とも空想の産物とも解釈できるように描くことによって読者の想像力を刺激すると … 続きを読む ロックと悪魔 第十六回 カトリック文学の悪魔3

ロックと悪魔 第十五回 カトリック文学の悪魔2黒木朋興

前回は、カトリックであるフランスの文学作品における悪魔表象を見るためにジャック・カゾットの『悪魔の恋』(1772) を見た。今回はテオフィル・ゴーティエ (1811 – 1872)の小説を取り上げる。ゴーティ … 続きを読む ロックと悪魔 第十五回 カトリック文学の悪魔2

ロックと悪魔 第十四回 カトリック文学の悪魔1黒木朋興

前回まで、しばらくプロテスタント圏の文学作品における悪魔表象を見てきた。今回からは、しばらく、カトリックであるフランスの文学作品における悪魔表象を見てみたい。 フランス文学における悪魔の描き方の特徴は、ロベール・ミュッシ … 続きを読む ロックと悪魔 第十四回 カトリック文学の悪魔1

ロックと悪魔 第13回 プロテスタント文学の悪魔3黒木朋興

それ以前の作品に対して、ホフマンの長編小説『悪魔の霊酒』の最大の特徴は、悪魔が実際に姿を現さないことである。悪魔は人の心に取り憑き、悪事を唆すのだ。 人の心に取り憑くとは、一言で言えば、内面の声ということである。例えば、 … 続きを読む ロックと悪魔 第13回 プロテスタント文学の悪魔3

ロックと悪魔 第12回 プロテスタント文学の悪魔2黒木朋興

 今回は、ホフマンの長編小説『悪魔の霊酒』を詳しくみてみたい。  この小説においても、登場するのは霊的な存在であるサタン=堕天使ではなく肉体を持った人間である。それと同時に、物語の冒頭からサタンの存在が前面に押し出されて … 続きを読む ロックと悪魔 第12回 プロテスタント文学の悪魔2

ロックと悪魔 第11回 プロテスタント文学の悪魔1黒木朋興

前回はカトリック圏である17世紀フランスでは、悪魔表象はおろか聖書や聖人伝を題材とした二次創作を好まない傾向があるという話をした。今回はプロテスタント文学における悪魔表象を見ていきたい。 ミルトンの『失楽園』 1667年 … 続きを読む ロックと悪魔 第11回 プロテスタント文学の悪魔1

ロックと悪魔 第10回 文学作品の中の悪魔1- 17世紀キリスト教叙事詩事情黒木朋興

前回は、トリエント公会議以降、カトリックとプロテスタントにおいて悪魔の扱い方に違いが出たことを解説した。今回は、その違いが文学作品にどのように反映しているかを見てみたい。 キリスト教叙事詩とは J.B.ラッセルも挙げてい … 続きを読む ロックと悪魔 第10回 文学作品の中の悪魔1- 17世紀キリスト教叙事詩事情